ゴールデンウイークですね。
施設で仕事をしていたとき…
365日24時間仕事することがあたり前でした。
それはいいんです。
悲しいなと思うことは…
ゴールデンウイークに出勤することでもなく、
お盆やお正月に出勤することでもなく、
みんながお休みだろうな
家族が集まるんだろうなと
思うときに…
外出や外泊もなく、面会もない
利用者さんが施設にいたこと。
私は施設に家族を入れて、自分たちの生活や職を守ることは必要だと思う派です。
家庭介護を頑張ることで、家庭の平穏さが崩れることがあるのなら、施設に入ってもらうことは賛成です。
でも…です。
せめて自分たちが日々の生活に追われる日以外の、長いお休みくらいは…
自分たちだけのことを考えるのではなく、外泊の受け入れは無理でも、せめて1時間でも30分でもいい。
少し顔を見せて、その人が好きな食べ物や旅行に行ったお土産なんかを持って面会に来てくれたらいいな。
そんなことを思うことが多くありました。
入れたら入れっぱなし。
それはあまりには寂しい。
私たち職員は盆も正月も、帰れない人がいれば、できるだけその方たちが寂しくないように…
一緒にいるし、楽しく過ごします。
でも私たちは
いくら長くそばにいても
いくら優しくしても
家族にはなれないし、その存在を越えることはできません。
だから、心に余裕を持てる日くらいは、短時間でいいから顔を見せてあげてくださいね。
おねがいします。
ヒ