ばあちゃん認知症初期。
できるかぎり やることを取り上げない。
あえてやることを与え続け、頼り続ける。
ということを決めて関わっていました。
しかし…
色々やってもらうと、逆に大変な時も多くあります 苦笑
私は自分で決めて そういう対応をすることにしたから、少々大変でもいいと思っていました。
人の中には
全て周囲にやってもらうほうがラクでいいという人もいますが、うちのばあちゃんのように自分の仕事として家事を行い、家を守ることが喜びの人もいる。
「いいからいいから、ゆっくりしてて」
「私がやるからしなくていいよ」
自分でしたほうが早いし、二度手間になることがわかっているから…ついつい言いたくなる 苦笑
でもやることをなくしてしまうと…
ヌケガラのようになったり、攻撃的になったり、認知症がすごいスピードですすむことがあります。
ばあちゃんは認知症の症状が出始めてからも
食事・洗濯・畑・風呂焚き…
これまで通りのことをやろうやろうとしていました。
でも食事をつくれば鍋が焦げ、
洗濯したら紙パンツも一緒に洗い他の洗濯物もポリマーだらけ。
風呂をマキでたこうとしてもやり方がわからなくなって水のまま。
畑に行けば帰れなくなることも多かった。
さすがに料理は火事になるから 自分が出かけるときはガスの元栓を止めたけど、
洗濯はばあちゃんが寝てからいつも洗い直していました。
ありがとうね。
助かるー。
私がそう言うと嬉そうに笑い、
「これは私の仕事だから、家のことは気にせんとあんたらは自分の仕事を頑張ったらいい」
と話す。
その気持ちがあるうちは取り上げてはいけないんだろうなと思った。
これは私が家族で、自分で判断して決められるから可能な対応だと思います。
何かあっても私たち家族の責任。
その覚悟の中で色々と任せることにしていました。
これが施設だったらどうか。
やはり施設だと決まりもあるし、安全の確保が第一になる。
自分の判断で好きな対応ができる訳ではないので、こんなふうにしたいなと思いながらもできないことが沢山ありました。
明日は自分が感じた その違いをまとめてみようかな…。
ヒ