たたかれたり
つねられたり
つばを吐かれたり… 苦笑
長く施設で仕事をしているといろんなことがあります。
私たちスタッフも人間だからイラっとすることも正直全くないわけではありません。
でも、
そのような事が起きても…内容がどうであれ
とにかくグッと気持ちをおさえて
とりあえず 無条件に受け入れる。
それも仕事だから。
こちらから言い返したり怒ったりすることはしない。
その後は
どうして機嫌が悪いのか、気分を変えてもらうにはどのような声かけやトークをすればいいかを考えて対応する。
「そっかそっか。嫌ですよね。ごめんね。」
叩かれた後にこちらが謝るのはおかしな話のようにも感じるけど、いいんです 笑
穏やかになってもらったほうが介助自体もスムーズだし、お互いに気持ちよく介助を行うことができる。
自分の気持ちをコントロールしながら、
相手の気持ちもコントロールする。
受容・傾聴・共感。
介護を行う中ではとても大事な事だと思います。
入浴や排泄、着替えなどで拒否する方が多いけど、誰かに見られるのは私たちでも恥ずかしいし嫌だ。
相手のしたくないことや 嫌なことを行おうとしているのだから、ひたすらこちらが相手の感情に添うしかない。
その人に必要なことだから。とか
これが私達の仕事だから。と、
怒ったままでも強引に介助を行うスタッフもいるけど、私はあまり好きじゃない。
できるだけ穏やかな気持ちに戻ってもらうための努力をしたい。
当たり前のことだけど、常に意識しないと、気づかないうちに抑圧的な介助になると思うから。
利用者さんの気持ちに目を向けて、
怒っているときもその原因や心の奥に隠れていることに耳を傾ける。
そして受け入れて寄り添う。
そこからの和やかな雰囲気での介助。
やっぱりそれがお互いにとっていい。
仕事をしていると毎回その結論になるのでした。
ヒ