昨日アップした記事を読んで…
「うわ、エグい!キモい!」
「こんな終わり方だけはしたくないな」
「こんなこと実際にあるんだね」
……。
きっとそんな意見もあるでしょうね。
そんな意見があってもいいと思います。
でも…
個人個人の思いが、それだけで終わってしまうのは、すごくこわい内容のように感じました。
私たちは
テレビから、ネットから、日々莫大な量の情報が入りますね。
目に止まるもの、
耳に残るもの、
全く気にも止まらずその場で流れるもの。
いろいろです。
戦争・テロ・飢餓…。
こんなに大きな出来事でさえ、毎日のように情報として得ても
「またか」と思って聞き流せてしまうことの恐さ。
でもそれはありがたいことに
今の日本の中で起こる可能性や頻度がとても低いことで、「自分には関係のないこと」という気持ちが大なり小なりあること。
又、個人が頑張ったところで止められることでもなく、個人として備えることも、できることも限られる。
いわばあきらめに近い感覚さえあるからかと思います。
しかしこの記事は…
介護オタクのワタシ以外にも、なぜか心に引っかかった人もいるのではないかと。
スペインでの出来事なのに…
どこか余所事に思えず、逆にスペインでも起こるのかと驚くほどでした。
ということは…
実際に今の私たちの生活にも密接している。
自分にも起こる可能性が高い。
そんなふうに思うからかもしれませんね。
実際にこのような内容は、すでに日本でも沢山起きているから…。
日々、流れてくる情報。
伝えてくれる人がいて、
自分が普通に生活しているだけでは、絶対に入ってこないような情報が、自分にも届けられる。
せっかく伝えてくれる人がいるのだから、それをどう受け取るのか。
ただ聞き流すだけでは何も情報を得ていないのと同じ。
気にとめて、考える。
その人の気持ちになって一緒に悲しんだり、哀れんだり、そんな優しい気持ちになったほうがいいとは思いません。
でも、こういう内容に触れることで…
自分の中で考え、同じことを繰り返さない為の準備やココロの準備をするきっかけをもらっている。
そんな感じで、自分の中に入れておくことは大切なのかなと。
ワタシはそんなふうに思っています。
「誰かが誰かのために」することは限度も限界もあるけど、
「自分が自分のため」「自分が家族のため」に何かすることはみんなできる。
このニュースも
自分が、家族が、親戚が…
だれか1人でも、意識して、準備して、行動に移せていればこのような流れにはならないのに…。
介護の悲しいニュースを読むたび、こんなことを思います。
沢山の人を守らなくてもいいから、自分の大切な身近な存在くらいは、各々で守れるといいですね。
ヒ