6月に入りましたね。早い…笑
久しぶりに叔父のこと。
末期のすい臓癌であることと余命。
その2つを同時に告げられたあの日から、今月で一年になります。
長く生きて3ヶ月〜半年と先生に言われた、昨年の6月。
あの時の叔父は
悲壮感のバリアに頑丈に包まれ、こちらからの言葉は何を言っても伝わらず、ココロに触れることはできない感じでした。
でも
その命の期限を過ぎ、何か大きく気持ちが切り替わった頃から、かなり変わりました。
今は
一緒に過ごすことにも慣れてきたのか…
めちゃくちゃしゃべります。笑
先月はとてもしんどそうな日が多くて…
会話も嫌がり、食事を摂れない日も数日続きました。
ワタシの中のバロメーターの一つが「食事」なので、このまま状態が落ちないかと心配しましたが、状態は戻りました。
食欲も戻り、今日はなんと
トンカツとカレーを食べました。
ワタシより食べてるのでは…笑
この一年。たった一年。
なんだろう。
人が生きることと死ぬこと。
こんなにも毎日の生活の中で、常に意識しながら過ごした一年はなかったかもしれない。
また1ヶ月生きられた。
また春を迎えることができた。
一年間も生きられた。
やっぱり
ただ生きて普通に生活するということは
当たり前のようで当たり前ではないのだと。
何かに感謝をする訳ではないけど、
だからどう、普通に生活できている今を生きるのかは、自分で考え、意識しなければいけないなと。
おやすみなさい。
ヒ
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