BLOG ヒラノの考えごと

あれから一年。2017/06/03

6月に入りましたね。早い…笑

 

久しぶりに叔父のこと。

 

末期のすい臓癌であることと余命。

その2つを同時に告げられたあの日から、今月で一年になります。

長く生きて3ヶ月〜半年と先生に言われた、昨年の6月。

 

あの時の叔父は

悲壮感のバリアに頑丈に包まれ、こちらからの言葉は何を言っても伝わらず、ココロに触れることはできない感じでした。

でも

その命の期限を過ぎ、何か大きく気持ちが切り替わった頃から、かなり変わりました。

今は

一緒に過ごすことにも慣れてきたのか…
めちゃくちゃしゃべります。笑

 

先月はとてもしんどそうな日が多くて…

会話も嫌がり、食事を摂れない日も数日続きました。

 

ワタシの中のバロメーターの一つが「食事」なので、このまま状態が落ちないかと心配しましたが、状態は戻りました。

 

食欲も戻り、今日はなんと

トンカツとカレーを食べました。

ワタシより食べてるのでは…笑

 

 

この一年。たった一年。

なんだろう。

人が生きることと死ぬこと。

こんなにも毎日の生活の中で、常に意識しながら過ごした一年はなかったかもしれない。

 

また1ヶ月生きられた。

また春を迎えることができた。

一年間も生きられた。

 

やっぱり

ただ生きて普通に生活するということは

当たり前のようで当たり前ではないのだと。

 

何かに感謝をする訳ではないけど、

だからどう、普通に生活できている今を生きるのかは、自分で考え、意識しなければいけないなと。

 

おやすみなさい。