今日は叔父が週一回の病院の日。
毎回血液検査をするんだけど、血管が見えにくいのか取りにくい腕のようです。
叔父は少し針が動いたりすると「痛い痛い!」と大きな声で叫んじゃうタイプ。
今日は新しい人なのか、50代くらいの男性が血を抜いてくれたのだが…
とれなかった。
一度抜いて、いつものおばちゃんナースと交代して無事終了。
その後……
「ほんまに今日は最悪や。こんな何回も針を刺されるほうの身になってみ!」
と大声で怒りはじめた。
まずい……
まだまだ何かいいたそうだったけど、
もういいから行こうと車椅子を押してその場を離れた。
ら…
その怒りの矢印は私に。
「オマエ、もういいとはなんや!痛いのは俺やのに、そこで止めたら俺だけが悪者みたいやろ!」
「オマエはいっつもそういうとこあるよな!
なんで身内やのに、俺の味方をせえへんのや!」
とヒートアップしてしまった。
身内やから言うんよ。
おっちゃんの考えはそれでいいけど、私にも私の思いがあるよ。
身内だからなんでも味方はしないよ。
でも、
身内だから嫌なことがあってもそばにいる。
腕をさすりながら話しているうちに、叔父もなぜ私たちが2人でケンカみたいになっているのか…という感じになって落ち着いた。
その後は笑いながらいろんなことを話して、今日の受診は終わり。
例えばそのナースが
「大きい声を出さずにこのくらい我慢してください」とか逆ギレしたのならフォローする。
でも相手は謝っていた。
一生懸命やっている中での失敗は誰にでもあるし、そのことを謝った人に対してそれ以上責める理由が私にはみつからない。
でも叔父は、注射をしたり血を取る人は仕事としてしているから、受ける側の気持ちにうとくなっている。それを伝えることは必要という考え。
それもそうだ。
あと…私は仕事のときもそうだけど、誰かに怒るとき、周囲に人がいる中で怒るのが好きじゃない。
周りの人に、この人こんなことしましたー!
って言っているような気がするから。
今回は私もその場で自分の思いを伝えてしまったから良くないないな。
病院で…。
自分の思いを曲げるつもりはないけど、ああいう時はそうだね。と一度受け止めてあげればよかったのかな。
施設など仕事で対応しているときの自分なら、こちらの思いを伝えることよりも、その人の思いを優先するんだろな。
身内だからこそ…
そうだね。そうだね。と全部相手に合わせることができない自分もいて。
ムズカシイ。
身内でも他人でも、人と人だから。
今日はどんな対応が正解だったか答えがでそうにない。苦笑
まだまだです。
ヒ