BLOG ヒラノの考えごと

老老介護について。前編2017/05/19

老老介護。すでにお家でどなたかをみている方も多いのではないでしょうか。

 

大丈夫ですか?

カラダやココロはしんどくないですか。

 

老老介護は高齢者が高齢者を家庭で介護していることですね。

 

核家族化がすすみ、夫婦二人で生活している人が増えたことも原因の一つといえそうです。

なぜ老老介護になるんだろう⁈

①夫婦ということはあるていど年が近いこと。

介護する人が極端に若ければ、体力的な面ではなんとかなると思うのですが…

自分も歳をとり、体力も徐々になくなり、あちこち不調になってくる中で介護するのは本当に大変です。

 

②家族は家でみるものだという思いが強い。
老人ホームのイメージがよくない。

私の勝手なイメージでは、今70歳を超えている世代の方…

「やはり昔は家でみるのが当然で、他人様にお世話してもらうなんてとんでもない」

「養老院(老人ホーム)なんて、家族に捨てられた人が行くところだ」

「他人や外に頼ることは家の恥」

「家族を見捨てること又は、家族がみてくれないから見捨てられたということだ」

などといった思いがあり、

介護する人もされる人も、外に頼ることに対して、拒否感が強くてためらう傾向にあるようで…。

これまで沢山の高齢者の方と接してきましまが、そのような印象なんです。

とにかく人に頼らず家で!と思って頑張っている間に限界を超えてしまうこともあるでしょうね。

 

③家を出た者には頼らない。

他人や外部以外にも、

家を出た子供に迷惑をかけられない。
子供の世話にはなりたくない。

という方も多くいらっしゃいます。

 

④とくにこだわりはないけどお金がない。

金銭的に余裕があるのに施設に入らない方は上記の理由が多いように思います。

お金がなくて外部に頼ることができないから家でみるといったパターンもあります。

 

うーん、こんな感じでしょうか。

じゃあ老老介護、どんなことが問題?

①介護する人の身体的、精神的負担がかなり大きい。

自分も倒れそうなくらいしんどいけど、

「自分が倒れたら、この人は誰がみるんだろう」。
その思いだけで限界ギリギリまで頑張ってしまう。
場合によっては、

うつ病になったり、常にイライラして暴力的になってしまうこともあります。

一番最悪な流れは、そこから自殺・介護殺人というカタチで終了することです。

 

②自分の心配。

介護している人は自分のことも心配です。

この人の介護が終わっても、自分の面倒は誰がみてくれるんだろう…。

将来への不安がでてくると思います。

 

③ちゃんとした介護方法や対応の仕方を知らない。

これまでの日常生活の延長線上にあるのが介護ですから、試行錯誤を繰り返しながら、なんとなくやっていく人たちが多いです。

でもそれは身体的な負担が大きく、精神的な疲労も大きくなるように思います。

 

問題点…

あげるときりがないくらいまだまだありますね。涙

思いついたことを書いているとこんなに長くなってしまった!

 

解決策につながりそうなことや、自分の考えや思いなどは次回にしますね。苦笑

 

とりあえず今日はここまでに。